演歌

2008年1月12日 (土)

続・「北国の春」の歌詞の秘密(完結編)

こんばんは。

かなり時間が経ってしまいましたが、以前に書いた北国の春の歌詞の秘密を少し掘り下げて紹介します。ずいぶん前に、いでさんの講演で聞いて知った事を書きます。

まず、以前のおさらいとして、ここでいう北国とは歌手の千昌夫さんの故郷・岩手県ではなく、作詞家のいではくさんの故郷である長野県なのです。

経緯として、いでさんは当時、岩手県に行ったことがなかったそうです。でも自分の故郷である長野県と岩手県は同じような気候ではないかと想像し、詩を作ったそうなんです。

一番の歌詞にある「白樺 青空 南風」ですが、これもいでさんの実体験から来ているそうです。故郷の春を思い浮かべた時に、一番イメージが強かったのが南風だったそうです。そして次にイメージしたのが青空。つまり、この部分は思いついた順番が逆なんです。

こんな感じで、歌詞は長野県の春を作者が実体験をもとにイメージして作られているのです。

そして一番述べたかったのは、三番の歌詞「兄貴も親父似で無口な二人が酒でも飲んでいるだろうか」の部分だそうです。

長野県出身者では家を継ぐ長男以外の多くは故郷を離れ、都会へ出て行くそうです。いでさんが歌詞を作った時にすでに親父さんは亡くなっていて、歌手の千さんの親父さんも亡くなっているという共通点があったそうです。いでさんはそれならきっと千さんも通じるところがあるのではないか、という事だったそうです。

ちなみに、二番の歌詞で「好きだと~あの子はどうしてる」も、いでさんの実体験なのかと訊ねた所、ご想像にお任せしますとの事でした。

このほか、千さんはこの「北国の春」という歌にかなり想いが強かったという話も聞きました。曲ができてすぐに大ヒットしたのではなく、しばらくしてからヒットしました。そういった経緯なども聞きましたが、それは内緒にしておきます。

一つの曲にも様々な想いがある、ということを感じさせられました。こうしたお話をこれからも機会があれば聞きたいものです。

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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2007年12月27日 (木)

泣いて、泣いてたまるかよぉ~おっ!

こんばんは。

渥美清さんの歌で「泣いてたまるか」というのがあります。シングルCDでは「男はつらいよ」の二曲目、レコードでいえばB面にあたる曲として入っています。

メロディは哀愁漂うものがあるのですが、私はこの曲が好きです。その歌詞の中で、

「上を向いたらきりがない、下を向いたらあとがない」

ってのがあります。別に追い詰められていなくても危機感みたいなものは持っていたいもの。世の中には腹の立つ事や悔しい事、悲しい事ばかり。でも、そんなネガティブになっても仕方がないじゃないですか。

泣いてたまるか、って気持ちになって頑張らなければならないと思ってしまいます。

本当に何もかもが嫌になる時があります。でも人生、そういう時だってありますよ。いい勉強として捉えていけば、それがプラスに反転する事があるかもしれない。

いえ、プラスに反転させてしまえばいい。そう思った今日この頃でした。

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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2007年3月21日 (水)

北国の春の秘密

こんばんは。

昨日、作詞家のいではく先生の講演を聞いてきました。いではく先生といえば、北国の春の作詞などで有名です。

この中で作詞についてだけでなく、物書きにとっても非常に有益な話が聞けました。また、北国の春の歌詞の秘密や、歌の中で一番いいたかったことは何か、などの裏話を聞けました。

作詞の仕方についても少し触れて、なるほどなぁと思いました。

一つだけ話題の内容を話すと、北国の春の「北国」とはどこか、ということです。通常は歌い手の千昌夫さんの故郷・岩手と考えますが、違うんですねぇ。

いではく先生の故郷・長野県なんですよ、実は。なぜ岩手県にせず、長野県なのか。それについても説明してくれましたが、それはオフレコ。秘密ですっ。

この話題の反響が大きければ、追加で記事を書こうと思います。そうでなければこれは講演を聞いた人たちだけの秘密にしておきます。

実は歌というのは実に小説に近いものがあるとあらためて実感させられました。と、いうのも、ずいぶん前に某アニメーション作品の作曲家、脚本家が同じことを言っていたんですよねぇ。

それを再認識できただけでも非常に有意義でした。

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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