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2009年11月18日 (水)

北海道乗りつぶし旅行記ブログ暫定版・第10回(最終回)

こんばんは。

11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第10回(最終回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

ブログ暫定版は初稿のままの公開なので、一部データに誤りがあります。ご了承下さい。

 

【第四章・不覚! 自由席争奪戦再び!】

 計画当初から予定していたように、ボクは『メークイン』を買い付けるために桑園駅を出て札幌場外市場に向かった。札幌近郊で農産物や海産物を買うならオススメの場所だ。
 ここで『メークイン』を10㎏購入して発送の手続きを取ると、ボクは桑園駅の傍にあるスーパー銭湯『北のたまゆら』へ向かった。この日は宿に泊まらず、往路と同じように夜行急行〔はまなす〕で本州へと戻る。そして明日は鈍行列車を乗り継いで東京へと帰らなければならない。
 急行〔はまなす〕の札幌駅発時刻は22時00分で、現在時刻は17時前。
 まだまだ時間に余裕があったため、スーパー銭湯ではゆっくりと汗を流した。風呂を出たのは18時頃で、畳敷の休憩所で冷たい飲み物を飲みながら涼んでいた。そこには大きなテレビが設置されていて、ちょうどニュースが流れている。何気なくそれを眺めていると、気になる情報が耳に入ってきた。
「――各地の高速道路では連休の帰宅ラッシュで長い渋滞が始まっています。新幹線でも一部の列車で乗車率が100%を超えました」
 その瞬間、嫌な予感がした。これは直感というか、今までの旅の経験がボクに警告を発したのかもしれない。あるいはまたしても旅の神様のお導きかもしれない。
「しまったぁあああああああぁっ! ボクとしたことがぁあああああぁっ!」
 とにかく急いで札幌駅へ向かわなければならないという想いが頭の中を支配した。
 慌てて荷物をまとめ、早足でスーパー銭湯をあとにする。桑園駅に着いて直近の札幌方面列車は18時11分発の札沼線592D列車だった。それに乗り、ドアの前に立ったまま隣の札幌駅へ向かう。
 列車は3分で札幌駅へと到着する。その直前、車内から〔はまなす〕の発着予定となっている5番線にすでに列が出来始めているのが目に入った。
 悪い予感は的中した。それでも行動が早かったため、今から並べば席は確保出来そうだ。そのため、列車を降りるとまずは改札口で〔はまなす〕の情報をチェックする。それによると自由席は9、10号車で、着発線は5番線、入線時刻は21時38分との事だった。
 ボクは5番線に行くと10号車の後部乗車口(つまり列車最後尾の乗車口)に並んだ。前にはいくつか荷物が置いてあり、並んでいる人を含めて数えてみると順番的には10番目程度だった。これならば一輌の定員を考えれば、二つの乗車口から客が乗り込むにしてもほぼ確実に座る事が出来る。
Jh025  さて、列に並んでいると、往路の青森駅でも並んでいた顔がちらほらと見受けられた。特にボクの前には、青森駅では後に並んでいたおじさんがいた。
 やはり往路での戦いを教訓として、早めに動いてきたのかもしれない。発車時刻の約4時間前という状況は同じなのだが、並んでいる客の数は大幅に増加している。この懸念は一応、頭の中にはあった。
 本州から北海道に向かう際には、青森駅へ集まるための列車はほぼ限られている。だが逆に北海道から本州に向かう際には、各地に分散した客が札幌駅へバラバラに集まってくる事になる。つまり往路に比べて復路は先読みが難しいのだ。
 それでも19時頃に並べば間に合うだろうと予測していたのだが、現実は想定以上にライバルたちの動きが早かったようだった。
 こうして復路の〔はまなす〕自由席争奪戦も勝利に終わった訳だが、KO勝ちというより判定勝ちというような感じで、少しだけ不満が残っている。さらなる精進が必要だ。
Jh026  ――その後の自由席争奪戦はどうなったのかというと、結論から言えば往路よりも激しい戦いとなっていた。なぜなら往路では3輌に増結されていた自由席が、復路では通常通りの2輌(ただし連結位置は変更)しかなかったためだ。しかも前述のように9号車付近は他の列車も使用しているため、ホームは人で溢れかえっている。
 20時頃にホームに来た高校生くらいの男三人組は、ホームの惨状を見て愕然としていた。
「え? マジで?」
 苦笑しながら男の一人が叫び、グループ内で顔を見合わせてからどこかへ去っていってしまう。まさに往路の青森駅と似たような光景が繰り返されていた。
 結局、大混乱の事態を収拾するべく、駅員さんによって何度か整列の指示があった。最終的には2列で蛇腹のように、しかも隙間なく並ぶ事になる。入線時刻に近くなると警備員さんも忙しなくホームを駆け回っていた。
 そんな中、実はボクの何人か前に並んでいるおばさん(30代後半~40代前半)がとんでもない事をしていたのだ。
 荷物の様子から登山客らしいのだが、なんとリュックの中からガスコンロを取り出し、涼しい顔をして湯を沸かし始めた。そしてコーヒーをいれて飲んでいる。
「おーいっ! ホームでガスコンロなんか使うなよっ! 山じゃねーんだからっ!」
 困ったものだ。マナー以前の問題だ。周りには他の客の荷物だって溢れている。もし火事にでもなったらどうするつもりなんだろうか? そんな分別も付かないような人間なのだろうか?
「ちょっとくらい、いいじゃん? 大丈夫だって!」
 そんな自分勝手な気持ちが大事故へと繋がるのだ。二度とああいう事はしないでもらいたい。
 やがて21時38分になり、ホームに〔はまなす〕が入線してきた。列車に乗り込み、進行方向左側の窓側の席に座る事が出来た。位置は客車の中央付近だ。
 ――そしてこれから予想外の、新たなる戦いが始まるのである。

 なお、ここから先はぜひ『完全版』でお読みいただきたい。

 完全版のご案内はこちらです!

 

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2009年11月17日 (火)

北海道乗りつぶし旅行記ブログ暫定版・第9回

こんばんは。

11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第9回(全10回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

ブログ暫定版は初稿のままの公開なので、一部データに誤りがあります。ご了承下さい。

 

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2009年11月16日 (月)

北海道乗りつぶし旅行記ブログ暫定版・第8回

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11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第8回(全10回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

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2009年11月15日 (日)

北海道乗りつぶし旅行記ブログ暫定版・第7回

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11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第7回(全10回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

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2009年11月14日 (土)

北海道乗りつぶし旅行記ブログ暫定版・第6回

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11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第6回(全10回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

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2009年11月13日 (金)

北海道乗りつぶし旅行記ブログ暫定版・第5回

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11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第5回(全10回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

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2009年11月12日 (木)

北海道乗りつぶし旅行記ブログ暫定版・第4回

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11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第4回(全10回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

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2009年11月11日 (水)

北海道乗りつぶし旅行記プログ暫定版・第3回

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11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第3回(全10回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

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2009年11月10日 (火)

北海道乗りつぶし旅行記プログ暫定版・第2回

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11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第2回(全10回)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

ブログ暫定版は初稿のままの公開なので、一部データに誤りがあります。ご了承下さい。

 

【第一章・作戦コード1954&2110 ~指令伝達・爆走せよ!~】

 普通列車を乗り継いで東北本線を北上し、青森駅に到着したのは17時頃。ここまでの経緯は機密事項が多々含まれているので、第9回文学フリマで公開予定の『旅行記完全版』をご覧いただきたい。

 さて、青森駅のホームに並び始めた時間は19時頃で、4番線に着くと〔はまなす〕9、10、11号車乗り場には数人が並んでいた。
 そのうち、ボクは10号車前方の乗り場に並ぶ。前に並んでいるのは一人だけで、この位置なら確実に座る事が出来る。座席も思いのままだ。
 狙っている席は車輌端の通路側だった。なぜならボクは終点の札幌まで乗らず、途中の東室蘭で下車するので、降りやすいその位置がベストなのだ。もし車輌の奥に座ってしまうと、立ち乗り客によって通路が塞がれていて列車を降りられない可能性もある。この時点でその心配はなくなり、ホッと息を吐いた。
 ボクは早速、リュックの中から敷物を出してホームに座った。こうして列車が入線するのを待つ。この敷物は座席に座れなかった場合の事を考えて持ってきたものだが、順番待ちでも役に立ったのは嬉しい誤算だった。
 列車の入線は22時12分。3時間ほど待つ必要があるが、この時にはいつもの楽観的な性格が顔を出す。
「ま、別にする事もないし、ドラマCDでも聴きながら待てばいいや。石の上にも3年、ホームの上にも3時間さっ!」
 長時間の移動と待ち時間が予想されるため、自室のラックの奥に未聴のまま何年も放置されていた数種類のドラマCD(ゲーム原作系)をiPodに落としてきたのだ。ただ、結局は最近の歌やBGMばかりを聴いていたので、ドラマCDのストーリーは未だに不明だ。
 こうして雑草のようにホームの上に根を生やしたボクは、寒い海風の吹く中で列車の入線を待つのだった。

 やがて時計の針は19時50分を指す。つまり運命の時が迫ってきたのだ。
 上野から普通列車を乗り継いで北上してきた最初のグループが、八戸18時20分発の579M列車で19時54分に到着する。熾烈な生き残り合戦がもうすぐ本格的に開始される。
 程なくボクの耳には、
「そして本日のその時、19時54分がやってきたのでございます」
と、NHKの某歴史番組(すでに放送終了)におけるMアナウンサーのナレーションが聞こえたような気がした。
 なお、このMとはイニシャルであり、マゾという意味ではない。ボクは彼がマゾかどうかは知らないし、誤解されようが知った事ではないが、トラブルになっても困るのでこうして補足説明をしておく。
 579M列車を降りたライバルたちは、地響きを立てて4番線ホームを爆走してきた。中にはボクの姿を見つけて興奮し、どさくさに紛れて迫ろうとした女性も含まれていたかもしれないが、あの混乱状態では確認のしようがない。
 その様子はまさに怒濤の進撃、ヨーロッパの牛追い祭りを正面から眺めているようだった。真っ直ぐにボクたちの待つ乗り場へ向かってきて、より空いている乗り場を見極めながら列に並ぶ。
Jh005_2  彼らにとってボクを含めた先発隊の存在は想定外だったようだ。その瞳には戸惑いの色が浮かび、合点がいかないといったような顔をしている。
 おそらくは『自分たちは上野発の一番列車を乗り継いできたのだから、先に並んでいる人間はいない。なぜ俺たちより先に並んでいる?』とでも思っていたのだろう。
 もっとも、並んでいる人数を見て確実に座れる状況だと分かっているため、どことなく余裕も見られる。つまり彼らもボクと同様、勝者には変わりはないのだ。
 この時点で自由席に座れる残数は、限りなくゼロに近くなる。
 ホームが本格的な戦場と化したのは、やはり八戸19時38分発の581M列車が到着した21時10分だった。19時54分の時とは比べものにならない数の、まさに『本隊』と言っていい大集団が列車から飛び出してくる。
 ――首都圏に住む19時54分到着グループの多くは、上野5時10分発の521M列車(及び乗り継ぎ列車)に乗ってきている訳だが、それが可能なのは東北本線の沿線住民や前日から上野駅で待っている者などに限られる。しかし上野7時00分発の531M列車なら、首都圏住民の大多数が乗車可能対象となるのだ。利用者はおのずと21時10分到着グループの方が多くなる。
Jh006_2  こうして青森駅に到着した『本隊』が4番線ホームにある〔はまなす〕自由席の乗り場に雪崩れ込んできた。自由席車の列は蛇のように大きくうねって伸び、あっという間にホームは人で溢れていった。
 歩いて4番線にやってきた素人たちはその状況を見て絶句し、途方に暮れる。
「マジかよ……」
「うっそぉ!」
「ハハハ、どうしようか?」
 そんな諦めと困惑に満ちた声があちこちから聞こえてくる。それでも彼らに選択の余地はなく、列の最後尾に並ぶしかない。なぜなら指定席や寝台はすでに満席の上、他に北海道へ向かう列車はないからだ。
 北海道へ渡る手段としては青森港から函館港へ向かうフェリーがあるが、函館より先に鉄道で行くには始発列車を待たなければならない。
「甘いっ、甘すぎるっ! マジパンよりも甘いんだよっ、キミたちはっ!」
 鈍行鉄道旅行をナメてかかった素人たちを蔑むような瞳で冷たく眺めながら、ボクは心の中で絶叫する。寒さに何時間も耐えて並び、それでようやく自由席に座る事が出来るのだ。
Jh007Jh008   その後も列には特急列車利用グループなどが加わり、確実に伸びていった。発車時刻の寸前には「全員が乗るのは不可能じゃね?」と心配してしまうくらいの数が集まり、まさに高度経済成長期の集団就職者たちで沸いた青森駅を彷彿とさせるような状況になる。もっとも、その目的地は上野ではなく北海道なのであるが……。
 ――こうして〔はまなす〕自由席争奪戦は幕を閉じたのである。

 この状況で心残りがあったのは、たまたま戦いに巻き込まれてしまった地元のお年寄りたちがいたという事だ。いつもは閑古鳥が鳴いている列車が、目を疑うような混雑振りになるとは夢にも思わなかっただろう。
 鉄道会社には多客時の自由席や指定席の思い切った増結や、状況に応じた臨機応変な対応など、輸送計画の改善を再考してほしい。民間企業である以上は高い利益率と効率化を求めるのは当然だが『公共交通機関』であるという事も再認識してほしいのだ。
 多大なコストのかかる施策が難しいのであれば、駅における地元住民への混雑予測周知の徹底など、小さな工夫だけでも期待したい。
 安い『企画乗車券』を設定して眠っていた需要を掘り起こすのは構わないが、一時の利益追求だけではあまりにも心がないのではないか?

 ――第3回へ続く。 

 

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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2009年11月 9日 (月)

北海道乗りつぶし旅行記ブログ暫定版・第1回

こんばんは。

11月3日に公開した旅行記を分割して公開します。今回はその第1回(全10回シリーズ)です。

なお未公開ストーリーやデータなど(ボリュームは暫定版の2倍以上!)を掲載した『完全版』は、12月6日に東京・大田区(京急蒲田)のPioで開催予定の『第9回文学フリマ』で公開予定です。

ブログ暫定版は初稿のままの公開なので、一部データに誤りがあります。ご了承下さい。

 

【序章・旅立ちの前に】

 はじめに今回の旅の経緯を説明しよう。今までにボクは何度も北海道を訪れ、各地を鉄道やバスで旅してきた。
 乗りつぶしていなかった線区は以下の通り。

 ・室蘭本線 室蘭~東室蘭、沼ノ端~岩見沢
 ・千歳線  南千歳~新千歳空港
 ・石勝線  新夕張~夕張
 ・根室本線 富良野~新得
 ・函館本線 長万部~小樽
 ・留萌本線 深川~増毛
 ・札沼線  桑園~新十津川

 これだけの線区を全て乗りつぶすにはある程度の日数を必要とする。そんな中、2009年は9月にシルバーウィークと呼ばれる五連休があり、無理なく乗りつぶしが可能な日数とボクの余暇が合致した。
 ――こうして2009年9月19~23日、北へと旅立つ事を決めた。
 では、おおまかに日程とルートを確認しておこう。

【9月19日】
 普通列車を乗り継いで東北本線を北上し、盛岡へ。
 盛岡からIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道を経由して青森へ。
 青森22時45分発、急行〔はまなす〕で北海道へ。

【9月20日】
 東室蘭で〔はまなす〕を下車し室蘭へ。その後、再び東室蘭へ戻る。
 東室蘭から長万部へ戻り、函館本線で小樽や札幌を経由して岩見沢へ。
 岩見沢から室蘭本線を南下して追分へ。石勝線に乗り換え、夕張へ向かう。
 夕張から追分へ戻り、再び室蘭本線で沼ノ端へ。
 沼ノ端から千歳線で南千歳へ行き、乗り換えて新千歳空港へ。千歳にて宿泊。

【9月21日】
 千歳から千歳線で札幌へ。函館本線に乗り換えて深川へと向かう。
 深川から留萌本線で増毛へ。その後、深川を経由して滝川まで戻る。
 滝川から根室本線で帯広へと向かい、宿泊。

【9月22日】
 帯広から室蘭本線で滝川へ。路線バスと徒歩で札沼線の新十津川へ向かう。
 新十津川から札沼線で桑園へ。札幌場外市場で買い物をしてから札幌へ。
 札幌22時00分発、急行〔はまなす〕で青森へ。

【9月23日】
 青森から東北本線と青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道で仙台へ。
 仙台から常磐線で東京へと戻る。

 こうして旅の計画は固まった。早々に宿や切符、その他の準備(詳細は本文中で!)など、各種の手配を済ませて旅立ちの日を待つ事になったのであった。

――第2回へ続く。

 

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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