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2013年6月24日 (月)

角川グループホールディングス 第59期定時株主総会 概要

 こんばんは。

 こちらでは株主総会の概要を新聞記事風に書いてみます。質疑応答の内容や体験記は、ひとつ前の記事をご覧ください。なお、この内容は筆者が耳で聞いてメモしたものを参考に書いており、聞き間違いやメモの書き間違いが存在する可能性があります。正確さを保障するものではありませんので、ご承知おきください。

 株主総会における質疑応答の内容に関しては、ひとつ前の記事(体験記)をご覧ください。

 

 株式会社角川グループホールディングス(佐藤辰男社長)は、22日午前十時から東京・丸の内の東京會舘ローズルームで第59期定時株主総会を開催した。今回は9社の連結子会社(株式会社角川書店、株式会社アスキー・メディアワークス、株式会社角川マガジンズ、株式会社メディアファクトリー、株式会社エンターブレイン、株式会社中経出版、株式会社富士見書房、株式会社角川学芸出版、株式会社角川プロダクション)を吸収合併し、海外展開を見据えて商号を株式会社KADOKAWAへと変更。持株会社から事業会社へ移行することなどが大きな議案となった。
 株主総会に先立ち、定款の定めにより議長を務める佐藤社長は「本日はご多忙なところお集まりいただき感謝申し上げる」と挨拶し、株主総会の進行方法について説明した。
 まず監査役より監査報告が行われ、監査報告書の通り問題がないと報告。その後、映像により事業報告が放映された。
 その中で書籍関連ではシリーズの拡充、メディアミックス作品の拡販、新たな読者層の開拓などを進め、好調を維持していると報告。また、メディアファクトリーのグループ入りにより、ライトノベルのシェアはより強固となり堅調に推移していると伝えられた。
 雑誌・広告関連では固定費の削減と不採算部門の整理により収益力を強化。スマートフォン向けの新サービスの立ち上げや株式会社ドワンゴとの合弁会社である株式会社スマイルエッジをスタートさせ、ネット上における新たなビジネスへの取り組みも始めている。
 映像関連では劇場映画『貞子3D』のヒットやアニメ作品のパッケージ販売が好調に推移し、売上や利益が増加した。洋画配給やシネコン事業は当期で利益貢献事業へと転換。
 ネット・デジタル関連は電子書籍プラットフォーム『BOOK☆WALKER』のキャンペーンを継続するなど、売上高の更新が続いている。
 海外関連では台湾における出版事業が堅調に推移。
 これらの結果、当期連結業績は売上高が前期比9・6%増の1616億200万円、営業利益は40・6%増の79億5100万円、経常利益は46・7%増の86億6100万円、当期純利益は39・8%増の50億4000万円となった。
 そのほか、設備投資の状況や資金調達の状況、対処すべき課題などが説明され、報告事項の報告は終了した。
 次に株主総会出席者数(郵送・ネットによるものを含む)3682人、議決権行使数22万7216件と報告。さらに質疑応答の時間となり、株主との活発な意見交換が行われた。
 質疑応答の終了後、議案の採決に入った。第1号議案・剰余金処分の件、第2号議案・定款一部変更の件、第3号議案・合併契約承認の件、第4号議案・取締役22名選任の件、第5号議案・監査役2名選任の件、第6号議案・取締役報酬改定の件が上程され、いずれも賛成多数で承認された。
 続いて新任取締役が紹介されたあと、佐藤社長は「ただ今の株主総会において議案を承認いただき、ありがとうございます。角川書店から角川グループホールディングスとなったのは、10年前の2009年だった。その間、売上は900億円から1600億円へと規模が拡大した。私が社長に就任してから新規事業にも参入してきた。さらなる成長をしていかなければならないが、市場は縮小してほとんどの出版社は厳しい状況となっている。その中でも成長してこられたのは、ライトノベルなど独自のコンテンツを創出してきたからだ。他の追随を許さない新人賞やソーシャルメディアの才能を発掘している。そうしたトータルプロデュースが角川の強みだ。今までグローバルなメガコンテンツパブリッシャーとして試行錯誤を重ねてきた。ブックワーカーやdアニメストア、ムビチケが成功を収めつつある。各プラットフォーム事業者と提携していくためには、従来の持株会社ではなく事業会社として直接関わっていく必要がある。私も新人の気持ちでアジアなど展開をしていく。ご支援を賜りたい」と、熱弁を振るった。
 また最後に、トータルブランドイメージを強めつつもカンパニーブランドやサテライトブランドも大事にしていきたいと結び、株主総会は終了した。
 株主総会終了後は東京商工会議所ビルにて、9月公開予定の新作映画『アップサイドダウン 重力の恋人』の株主向け試写会が開催された。

 

 以上です。新聞紙面と違って文字数制限を気にせず書けるのがいいですね。今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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