« ご挨拶 | トップページ | 暴挙! トクトクきっぷ大幅削減! »

2010年1月13日 (水)

やっぱり不公平

こんばんは。

現在、非常に世間で賑わっているニュースの一つに『日本航空』があります。どうやら法的整理という事で落ち着くようです。

いつも企業の倒産などで話題になりますが、なぜ大企業だけが優遇されるのかという事です。今回の日本航空の場合、公共交通機関という事も理由の一つとして挙げられるかもしれません。

しかしそれであっても、甘すぎる対応では納得が出来ません。

まず、株式の上場廃止は当然であって、銀行などが上場廃止を防ごうとしたのは自分たちの損を減らしたいという思惑があってこそ。個人株主のためなんてのは単なる建前に過ぎません。

株式というのは株主の自己責任で売買するべきものであって、そのリスクとリターンがセットになっていなければなりません。大企業だからとか社会に影響があるからとか、そういうものと株式に関しては別物。企業経営が傾けば、株主もその責任を『金銭』という形で背負わなければなりません。もちろん、企業の経営がよいときは『金銭(配当)』という形でリターンされている訳ですからね。

そういう考え方に基づけば、株主優待やマイレージが保護されるというのは個人的には甘いと感じます。どちらも企業が経営戦略の一環として勝手に設定しているものですから、それを保護するのはちょっと納得いきません。

特にマイレージなんてのは、企業内でのポイント制度に過ぎないのであって通貨のように国が価値を認めているモノではありません。

もしポイント制度がこうして保護されるのであれば、他の企業が度を超えたポイント制度を設定しかねませんよ。だって経営がやばくなってもどうせ国が守ってくれるんですから。それならポイント制度を導入した方が他企業との競争において有利ですから。そういう前例を作ってしまうのはどうか、と疑問に思います。

次に企業年金について。アレが経営に悪影響を及ぼしているのは明らかなのであって、本来は解散すべき。社員や労働組合が今までにそのリスクを把握していなかった点にも責任があるのに。でもマスコミ各社が取り上げ、解散になったら減額案以上に減らされると知ってOBが慌てて減額案に賛成に回る。――ま、なんつーか、みんなしっかりしてるわね。

あれってマスコミが報道せずに放っておけば解散になったのに……。結局、OBの方たちも制度についてよく知らないから当初は反対の人が多かったわけでしょう。それは詳しい内容を説明会で説明していなかったって証拠でもあるわけで、つまり今の日本航空の内部体質のままだったら、再建も難しいでしょう。新経営陣に期待するところです。――ま、マスコミも余計な報道をしてくれたもんだ。解散になった方が経営再建の足かせが減ったのに。

地方の減便について。しわ寄せが地方の利用者や他の航空会社に行かない事を祈るのみ。今までの航空利用者が鉄道や高速道路、船の利用者の純増にはならないですから。ただ、地方対地方の便を持つ新しい航空会社が出てきているみたいなので、そちらにとっては案外チャンスなのかもしれません。

ま、ああやって企業再生に支援してもらえる大企業はいいよね。充分な支援をしてもらえず、もっと厳しい経営や自殺者を出している中小零細企業はいっぱいあるのに……。

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

|

« ご挨拶 | トップページ | 暴挙! トクトクきっぷ大幅削減! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: やっぱり不公平:

« ご挨拶 | トップページ | 暴挙! トクトクきっぷ大幅削減! »