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2008年6月17日 (火)

大臣の発言に物申す

こんばんは。

今日は本日行われた若林農林水産大臣の記者会見を取り上げて、述べてみようと思います。ちょっと気になることがあったものですから。

発言の内容は農林水産省のホームページで発表になっているものをもとにしています。

まずイカ釣り漁船の休漁問題についてです。これは原油高の影響で漁船の燃料の価格が上がったなどの影響で二日間にわたって一斉に休漁するというものです。

これに対し大臣は、

・二日間という限定的な期間であり、影響は限定的である

・よって消費者に対する価格への影響はそれほどない

・我々(漁業者)は追い詰められているというのを理解してほしいと、アピールの姿勢を示すと考えているようだ

・どういう対策を講じるのかは、各省庁の考えをまとめてから。今すぐ追加的な対策を打つかどうかというところまでは詰まっていない。

というような回答だったようです。なーんか、すごく他人事みたいに考えているように感じるんですけどねぇ。漁業関係省庁のトップなのに。農林水産省は「農業だけ」の省ではないですよ? 「水産」も管轄してるんですよ?

かなり前からこういう事態になるのは予測できたでしょうに。それなのに対策が遅い気がします。

しかも、これは単なる始まりに過ぎないのかもしれません。燃料高が続けば、さらにはもっと価格が上がれば休漁が広がる可能性があります。どうするつもりでしょう。

食糧自給率やら食の安全やらが注目されている昨今、もっと危機感を持ってほしいですね。日本の食卓から魚介類が消えてしまいますよ? あるいは、庶民は高くて買えなくなってしまいます。

続いて、東北で発生した大地震による農業被害についてです。

これに対し大臣は、

・ダムや用水、農地、水田などに影響が出ているようだが、現在調査中。

・増田総務大臣が現地(岩手)に行ってきた。その話によると、「水田が隆起したり亀裂が入って水が落ちるとか、水回りが悪くなるとか、そういうことはあるけれども、自分が考えていた程、水田の被害は大きくないのではないか」と言っていた。調べてみないと分からないが、私の耳にもあまり水田自身の被害はそれほど大きな量になるとは情報が入ってきていない

との回答でした。それに対して私から一言。

「若林大臣も現地に行けよ!」

増田総務大臣の話も問題があります。「自分で考えていたほど、水田の被害は大きくない」とは。

もともと増田大臣が被害をどのくらいに考えていたのかが分からないので、なんとも判断しにくいのですが、農業従事者の気持ちを考えた発言とは思えません。

農業は一日やそこらで収穫が出来るわけではありません。何ヶ月、あるいは作物によっては何年もかけて大事に育てて、初めて収穫できるものです。水田だって稲は数ヶ月で育つように見えますが、水田そのものにだって維持・管理などの手間が必要になるんです。

被害に遭った農業従事者の方はこの水田の状況に精神的にショックを受けているんじゃないでしょうか。そしてさらに今回の発言を知ったらさらにガッカリするのではないでしょうか。

若林大臣も増田大臣の話をしゃべるんじゃなくて、現地に行ってください。実情を見てください。一軒であっても水田に被害があるのなら、その水田で稲を育てている農業従事者にとっては深刻な問題なんです。生活がかかってるんです。

私はこの二点(イカの休漁と地震被害)についての発言が気になったので記事を書いてみました。

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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