よくぞ言ってくれた!
こんばんは。
今日はテレビのコメンテーター・宮崎哲弥氏が私の言いたかった事をズバリと言ってくれたのでその事を書きます。
それは道路の暫定税率の事です。
最近、県知事らが「暫定税率を廃止したら困る。すでに予算を組んでしまっている」とテレビでしきりにコメントしています。
私は前々からこのコメントに疑問を持っていました。なぜなら、
「暫定税率はあくまで暫定。しかも今年で期限が切れると前から分かっているのに、継続される事を当然のように考えて予算を組んでいる事の方がおかしいのではないか?」
と思っていたからです。しかも、今回は参議院では野党が多数を占めています。継続されない場合も充分に考えられたはずですし、そう考えなければいけないのではないでしょうか。
そう考えていた所に宮崎氏が同様の事をテレビ番組で述べていました。よくぞ言ってくれた! と感心しました。
もうお役人達は継続が当然と考えているって事ですよね? 勘弁してほしいものです。
それに、今回の暫定税率の廃止で減収になり、GDPに影響が出るとの事。それって、大企業の話ですよね?
今、日本に必要なのは「個人消費の増加」です。ガソリンが安くなって家計に余裕が出来れば個人消費も伸びます。それが好循環を生むのです。多少、一時的にGDPが下がっても、個人消費が伸びれば数年後には景気は良くなっていきます。
「損して得取れ」は商売の基本ですよ?
もしGDPうんぬんというのなら、法律でも作って強制的にガソリン税の分でいいからサラリーマンの給料を上げてください。おそらく、年間数万円はあげてもらわないといけませんね。それだけの金額、上げてくれますか?
大企業や官僚に都合のいい事ばかり言うのはやめてください。低所得者層はそれだけ厳しい生活をしてるんです。
今回の暫定税率の廃止でガソリンを多く使う家庭では数千円から数万円、得になっています。私たちにとっては目に見える形で家計の負担が楽になっています。訳の分からない理論はいりません。
特にどこかの政治家は経済の基本が分かっていない発言をしています。貨幣の価値は同じ金額であれば未来よりも現在の方が高いのです。それに、未来の時点での予測は不可能なのに金額を比べようとする。ま、これはきりがないのでこれ以上書くのはやめます。
そして、もう一つ疑問に思うのは、なぜ目的に関係なく軽油などに暫定税率がかかるのか。例えば、たしかにディーゼル車の燃料は軽油です。それが道路整備に使われるのはまあ、百歩譲ってよしとしましょう。しかし、軽油は何もディーゼル車だけが使う訳ではありません。
ディーゼル車以外の用途(ビニールハウスの燃料など)でも暫定税率がかかるのはおかしいでしょう。道路と関係ないのに。鉄道のディーゼル機関車や気動車だって軽油でしょう? なんで道路整備のために税金が取られるの? って思います。
なんにせよ、私が言いたかった事を宮崎氏がテレビで発言してくれた事が非常に嬉しい。国民のみんながああいう鋭い視点をもって政治を監視していかなければならないのかもしれません。政治家や官僚は自分の都合のいいようにしか考えないようですから……。
今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。
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