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2008年3月27日 (木)

東北縦貫線計画始動! 寝台は消える?

こんばんは。

かなーり昔から話だけは出ていてなかなか実施されていなかった東北・高崎・常磐の東京乗り入れ工事が今年の五月から始まるそうです。完成は2013年とのこと。

私は個人的に「常磐・湘南ライン」なんて呼んでたんですけどね。内部での名称は「東北縦貫線」というらしいですが。なんか、日本海縦貫ににている名称ですね……。

ネックだった神田駅付近は当初の予想通り新幹線の上に高架を作るようです。ま、この問題が解決しなかったからこそ工事が始まらなかったんでしょうけどね。

今まで工事が始まらなかった理由はいくつかあるらしくて、私が風の便りで聞いた限りでは、

1.神田駅付近の高架化について「新幹線の上に在来線を走らせるとは、何事だ!」と反対している人がいた

2.高架下の商店や地元などとの調整が付かなかった

3.東京駅がパンクする

4.乗り入れ本数(割合)のダイヤの関係

といった所です。1に関してはよくわかりませんが、そういう派の人が減ったのか、あるいは引退(一線を退いた)したんでしょうかね。そろそろ実働部隊はJR入社が大半を占め、国鉄からの生き残りがだいぶ退職をしているはずですからね。

でも、実はすぐにでも高架化ができるようにその下準備の工事はしてあるらしいんですよね。

2に関しては、かなり前から調整は進めていたようです。立ち退き(あるいは補償)条件を手厚くしたのか、あるいは圧力をかけたのかは分かりませんが、うまく話がまとまったんでしょう。

3と4に関しては、湘南新宿ラインが完全に機能し、東海道本線の東京発着におけるダイヤにゆとりが出来たので、この問題は解消されたと想像できます。特に、これは大昔に東海道新幹線と東北(上越なども含めた)新幹線の線路をつなごうという話があった時、最大のメリットは何かというと、車庫を有効利用できるということでした。

つまり、東京着の東海道新幹線の車両を回送で田端の車庫に持って行き、東京着の東北新幹線の車両を回送で品川の車庫に持って行くというもの。これなら東京駅で無駄な滞留をせずに効率的なダイヤを組めるのです。

スジ屋さんが一番苦労するのはやはりこの点ですから。ま、諸事情(私が消されてしまうので)は伏せますが、それが現在まで実現していないため、ダイヤ作成の苦労が続いているわけです。特に東日本の新幹線は東京駅のホームが少ないですから、大変でしょうね(だからこそ、東京駅で方面別のホーム使用をやめたんでしょうけど)。

このメリットは在来線でも話があり、同様の事情で東海道の車両を尾久へ、東北・高崎・常磐の車両を品川へ持っていければダイヤはかなり余裕ができ、増発も出来るわけです。今回の東北縦貫線も最大のメリットは直通ではなく、運用面でのことでしょう。

大まかなメリットとして、

・以上の理由による増発と運用の効率化

・上野~東京間における山手・京浜東北の混雑率緩和

・利便性の向上(直通運転を含む)

などがあります。都市間の交流なんてのがプレス資料にありましたが、どうなんでしょ? 個人的にはこじつけのような気も……。

一方でこれらを考えていると、別の仮説も浮かびます。それは寝台列車の縮小です。通勤圏にとって加減速スピードが遅くて利用者の少ない寝台列車は邪魔でしかありません。だからこそ、寝台列車は通勤時間帯を避けて東京などに到着しています。電車寝台及び電車使用の夜行列車なら対して大きな問題になりませんが、客車は機関車牽引ですからどうしても加減速能力は劣ります。

例え東北縦貫線が完成したとしても、客車があったら整ったダイヤの作成に支障が出るでしょう。特に東京駅発着の夜行列車は。上野は地上ホームがあるため、問題は少ないでしょうが。

現時点で東京駅発着の夜行客車列車は富士・はやぶさのみ。サンライズやムーンライトながらは電車ですからね。考えてみてください。2013年って、九州新幹線の博多~新八代が完成している時期じゃありませんか? あまりにタイミングが良すぎませんか? 新幹線開業を理由に富士・はやぶさの廃止は濃厚です。

先日廃止になった銀河は、もし今のうちに廃止しておかないとこのままだとだらだら残ってしまう事になります。東北縦貫線の完成間近での廃止はいろいろ批判が出る可能性もあります。それを避けるためにも今のうちに廃止にしておきたかったのかもしれません。先手必勝ってヤツですね。

――という理由から、私は東北縦貫線の完成時期(あるいはもっと早いかもしれませんが)に富士・はやぶさは廃止になる(なっている)と考えています。

一方で、上野発着の夜行はどうなるかというと、北陸新幹線も近い時期に完成します。よってまず北陸が廃止。能登は電車かつビジネス客対応があるのでもう少し生きながらえると考えています。北斗星とカシオペアはそもそも他の夜行列車とコンセプトがちょっと違う列車なので、残るはずです。

今回のブログの内容はほとんどが推測に過ぎません。でも、念のため私は今のうちにいろいろな写真を撮っておこうと思います。

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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コメント

あの、田町車両センターはなくなりますよ。品川駅もそれに伴い、東海道線は多少縮小される模様です。一番の目的は東北線と東海道線の車両を共通化し、使用車両数に余裕を持たせ、かつ田町車両センターの跡地を再開発し、新駅(山手線・京浜東北線のみ)を設置することです。

結構田町車両センターがなくなること、東北縦貫線が急勾配であることを考えると、このころまでに東京から東海道線方面に向かう寝台列車は全廃されていないと成り立たないということ(東京駅に留置線はできない模様)。

投稿: ちぃ | 2008年5月20日 (火) 11時41分

ちぃ様

コメントありがとうございます。管理人でございます。

田町がなくなるのは寂しい事ですね。もしなくなったとすると、問題になるのは個々の車両が長距離運用になることですね。

今でこそ湘南新宿ラインでかなりの長距離運用がされていますが、今以上に多くの車両が長距離での運用になると事故発生時の対応(運休など)で影響が大きくなります。

そのへんは鉄道会社さんにしっかりと対応してもらわないといけませんね。
また、上野駅の地上ホームや乗り入れ本数の関係で上野発着の今後もどうなるのかが気になります。
特に常磐快速線(上野~取手)はどの程度、東京に乗り入れるのか。中距離電車や特急の乗り入れはあるんでしょうが、こちらの動向も気になります。

私もこれからの動きに注目していきたいと思います。

これからも機会がありましたら、このブログをご覧下さい。よろしくお願いいたします。

投稿: (管理人) | 2008年5月21日 (水) 20時33分

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