パスモ再発売の話題・高校野球の報道の仕方について(報道の問題点)
こんばんは。
今回は二つの話題について書きます。
一つ目は発売が停止していたパスモの話題です。
パスモが9月10日から再発売されるそうです。いやぁ、やっとですねぇ。春に数が足りなくなってから数ヶ月、長かったですね。心配なのは、導入会社さんの設備投資費ですね。バス会社さんはみんな厳しい経営ですから。
私鉄各社でさえ、減価償却費が増えて大変みたいですよ。利用者は便利になっていいのですが、それが導入会社の利益に直結するわけではありませんからね。
さて、次の話題。
高校野球が連日、熱戦を繰り広げていますね。そこで気になったことがあるのですが、昨日あたりに某投手がニュースに取り上げられていました。時速150キロを超える球を投げるそうですね。
結局、チームは負けたようですが、その報道の仕方が納得いきません。
なぜその投手の事ばかり話題にするのか? その投手に打ち勝った相手のチームはあまり取り上げられていないのです。ここは、勝ったチームをもっと褒めるべきではないでしょうか。
確かに150キロの球はすごいです。でも野球は球が速ければいいというわけではありません。もちろん、速い球は強力な武器になります。でも野球はチームで行うスポーツ。そして攻撃と守備のバランスが良いチームが勝ちます。
その投手を記事にしたいのは分かります。なぜなら、その方が雑誌や新聞が売れるし、テレビなら視聴率が取れるから。でもこの報道には明らかに誘導があります。報道の仕方に偏りがある。
勝ったチームをもっと取り上げ、その上で負けたチームの投手の記事を取り上げるべきではないでしょうか。
昨年から『○○王子』という名前をつけたスポーツ選手がたくさん現れていますが、なんでも『王子』って付ければいいって訳ではないでしょう。それに、話題になっていないもっとたくさん努力している選手だっている。それなのに、報道が自分達の都合で取り上げ方を偏らせてしまう。
楽天の野村監督の現役時代、たくさんの記録を残したのに、報道は巨人のO・Nばかりに注目していましたよね。スポーツ以外では、つい最近、日本人の女性のモデルの方がチャンピオンになった時、どこのマスコミもノーマークだったのに、受賞した途端に大きく取り上げてました。
このように、報道の偏りは昔からあるものの、常に報道側の意図に従って構成されているということは非常に危険です。
なぜもっと中立なジャーナリストがいないのか。
人々は物事の本質よりも思惑で動く傾向があります。テレビや新聞などで報道されればその影響は非常に大きいものになります。真実を伝え、ありのままに報道する事がいかに大切かを分かっているジャーナリストはどれだけいるのでしょうね。
各記者さんたちの今後の行動力、良心に期待します。
今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。
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