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2007年5月11日 (金)

留萌本線・二輌編成にしてあげて♪

こんばんは。

二日連続でJR北海道の話題になってしまいますが、留萌本線の秩父別駅で列車が満員のため乗客26人が乗れなかったというニュースです。留萌本線は深川~増毛の路線です。

どうやら、高校生が車輌の奥に詰めなかったため、乗れなかったというのがJRの説明です。乗れなかった人たちはJRの手配したタクシーで代替輸送をしました。

タクシーでの代替輸送は今までに例が無かったわけではありません。例えば、終電間際の地方路線の工事では、代替バスを手配するよりタクシーを使った方が安上がりですから、そういう例を見たことがあります。

今回の場合は、客が乗れずにタクシーを手配するというなんともいえない状況です。

列車に乗っていた高校生の話では、二人掛けの座席を一人で使っていたのは大人だったそうです。

今回の出来事で誰が悪いのかということよりも、乗客の利便性を考えていないJR側にも問題があると思います。

沿線の利用状況を把握していれば、通学時間帯の車輌を増結するとかの対応ができたはずです。

地方鉄道で学校生徒は貴重なお得意様です。しかも、学校行事やスケジュールによって列車を増結したり、減車したりをしているという実情があるのに、留萌本線でのケースはあまりにお粗末ではないでしょうか。毎日の事ですよ、今回のケースは。

通学時間帯に一輌編成なんてケチな事をしないで、二輌編成くらいにしてあげればいいのにと思います。今回は26人という規模だから良かったものの、それが100人とかだったらどうするのでしょうか。

以前にもこのブログで少し書きましたが、鉄道会社はお客様の人生をお預かりしているのです。安全運行は当たり前の前提としても、たとえ一分の遅延でも、お客さんの人生を拘束し、無駄にしてしまった事になります。タクシーの代替では、いったいどれくらいのお客さんの人生を奪ったのでしょうか?

さて、今回の事件ですが、留萌本線では混雑が慢性化しているようですので、増結する事が一番スムーズな解決手段ではないでしょうか。

最後に、留萌本線の簡単な情報を付け加えておきます。

観光シーズンにはSLやノロッコ(JR北海道の鈍いトロッコ列車の名称です)が走り、定期列車の時刻変更が多発する路線です。沿線には黄金岬などきれいな場所もたくさんあります。

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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鉄道」カテゴリの記事

コメント

残念ながら混雑は一時的なもので基本的には利用者は少なく典型的赤字路線です。車両増は新規投資に加えコストもUPし、一方利用者が増えることは想定できませんから赤字の拡大だけが副産物になります。JR北海道に対してその様な事を一方的に求めるのは虫がよいというものです。営利企業ならコストが合わないことはやりませんしやれません。
一見地元利用者のためを思うかの様な発言は、いよいよもって赤字の拡大に繋がることを導く発言なのです。実現されれば廃線への道をひた走るだけ…という見方もそれほど穿った見方ではありません。
過疎地の公共交通機関の利用者は客という立場だけではなく運営者の立場・視点が必要です。運命共同体なんです。いかに残せるか考えないといけません。そうでないと自分達の交通機関は守れません。廃止になって困るのはJRではありません。JRは赤字とおさらばできて喜ぶだけです。困るのは地元利用者です。気の毒ですが都会とは違うのです。より厳しい姿勢が求められるのです。その事を理解してうえで発言しているとは到底思えず、また教師も指導していない現実を私はつよく憂いでいます

投稿: じぇいあーる | 2007年5月12日 (土) 00時15分

じぇいあーる様、コメントありがとうございます。管理人でございます。

そうですね、留萌本線に限らず、地方路線は赤字である現状は私も同じ考えです。ですから、今回の混雑に関しても通学時間帯のみであるという認識です。

その大前提があるとして、各地の地方路線でも朝の通学時間帯だけは二輌ないし三輌に増結して運転している路線も現実に存在します。

また、車輌の問題ですが、新規に作る必要は無く、使っていない車輌、今回の場合、JR北海道には多客対応の車輌や使用していない車輌も存在しています。それを運用すればよいのではないか、と思うのです。

また、沿線の情報は各支社、地元自治体が協力し、連絡を密にすることによって、今後、検討していく事がお互いのためになるのではないかと思います。

実際、例えば夏休み期間の登校日など、車輌の増結がされているケースがあります。

コスト面に関して、車輌の増結によるコスト+顧客に対する輸送サービスと比べて、代替輸送によるサービス低下+代替機関手配のケースを考えれば、コストとベネフィットの問題は単純に比較ができないので、難しいですね。

企業の利益追求は企業の大前提であると同時に、公共交通機関としての役目も持つという鉄道会社の特殊な事情も複雑ですね。福知山線の事故では利益追求の生んだ影の部分ですしね。

地方鉄道に関しては、鉄道会社だけの問題ではなく、いかに地元と一体になって活動していくかが重要だと思います。鉄道会社だけでできることには限界があるし、地元だけでできることにも限界があります。しかし両者が協力すれば解決あるいは、良い方向に改善できる余地がたくさんあるのです

今回の場合、単純に支社と地元学校の連絡が希薄だったのではないか、そしてお互いに活動に積極的ではないのではないかと思います。腹を立てるだけなら簡単ですが、未来の地元交通機関をより良くし、お互いがいい関係を保つためにも、今回がいい機会ですから、話し合ってほしいです。

通学時間や列車利用生徒数なら学校が調査できるはずですし、利用数が分かるのなら鉄道会社はその車輌の運用だけ変えれば良いのですから。ここだけの話、増結する車輌が支社内にないわけがありません。

コメントの書き込みがありましたので、より深く書いてみましたが、いかがでしょうか。

私も地方鉄道の廃止に何度も立ち会ってきましたし、その状況を鉄道員さんからいろいろと聞いていますし。

じぇいあーる様のおっしゃるとおり、教師の側も対応をもう少し考えてほしいと私も思いました。この度はご来訪いただき、ありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

投稿: 管理人 | 2007年5月12日 (土) 00時46分

増連結も車両はあってもワンマンですからドア処理の問題とか、そのあと車両をどこにおいておくかとか結構難しいこと多いと思います。
・・とはいえ出来ることは考えるべきでしょうけど。

ただベースラインが相当厳しく、また努力を重ねているJRとただ客だ客だとコストを満足に負担せず(勿論料金決まっているから故意かどうかは別)ただ混んでいるといって騒ぐ客。比較した場合どちらがより努力してきたか、どちらが改善余地あるのか?と思ってしまいます。
網棚とか対向シートの間に荷物入れるとか、地元の人にとっては大変な混雑とも思うでしょうけど、実際にはたかが100%未満の混雑なんて容易に解決できると思います。
当該路線の存続自体が本来は崖っぷちに立っているという意識が希薄すぎますよね。与えられて当然ではないのです。
特に悲しかったのは高校生が云々より・・まあ彼らは若いし思慮も足らなかったんでしょ・・その指導すべき教員や教頭が「混雑が異常。大人のエゴ」と軽々しく生徒が誤解する様な発言をしたり、果てはその後JR北海道に増連結の要請したりしていた事です。日本の教育の現状を垣間見た気がします。関係をただ強化して学校が要請だけ行う様な愚かな関係強化だけにならない事を強く望みます。

投稿: じぇいあーる | 2007年5月12日 (土) 08時55分

じぇいあーる様、再来訪ありがとうございます。管理人です。

本日の話題にもしようと思っていたのですが、しなの鉄道が経営努力のおかげで二年連続で黒字になったそうです。

また、わたらせ渓谷鉄道では、志し半ばでお亡くなりになった専務さんの意思をついで、イベントを開催するそうです。

鉄道会社の努力と地元の努力が好循環になれば、良い方向へ改善できる余地があるのだと思います。そして、別の土地のファンや観光客も加わり、みんなで地方交通を応援していかなければならないと思います。

そのためには、まず、鉄道会社と地元との交流が不可欠ではないのかと思いました。

この度は、コメントをありがとうございました。また、今後も鉄道関係の話題を取り上げたいと思います。

投稿: 管理人 | 2007年5月12日 (土) 20時43分

私は秩父別町出身の20代♀です。
私も高校生の時、その列車を利用して登下校していたので、今回の件はとても他人事とは思えなくてコメントしました。
JR側は、高校生のマナーの悪さを指摘していますが、状況も理解していないのに、高校生を悪者扱いするのはどうかと思います。
あのすし詰め状態で地べたに座るスペースなんて無いし、毎日トイレの個室に4〜5人が入った状態で運行している事、JRのお偉い方たちは絶対知らないと思います。

投稿: 匿名希望 | 2007年5月12日 (土) 22時33分

匿名希望様、コメントありがとうございます。管理人です。

今回の事件は高校生のマナーの悪さだけが原因だとは思いません。高校生が一方的に悪者ということではないです。

今回の場合、生徒(学校)の側、JRの側、双方に問題があるのではないでしょうか。どちらか片方が、という単純な事ではなさそうです。

これに関しては、私のコメントとじぇいあーる様のコメントもご覧いただければと思います。

どちらにも改善できる、または改善すべき事があるのだと思います。これは視点の違いが大きな原因ではないでしょうか。

利用者側の視点と鉄道会社の視点では違っていて当然です。ですから双方が意見を主張していても、平行線を辿るだけです。ただ、両者で議論し、妥協点や解決策を模索する事はできるはずなのです。

現時点では、揃って議論をしている様子がないので、まずは同じテーブルにつくという所から始めなければ、お互いにデメリットばかりです。
うまくやっている自治体もありますし、冷静になって話し合う事を望みます。

匿名希望様、この度は来訪いただきありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

投稿: 管理人 | 2007年5月13日 (日) 00時24分

ゆあさん 返答ありがとうございます

本当にそうですね。それぞれの主張はそれぞれそれなりの理屈があるんだと思います。
ただ営利企業に赤字の拡大に繋がる内容を求めるのは相当に困難な事です。JRの営業を手だすけする何か方策を地元も考えて知恵をひねりださないといけないです。

出来ることやれることの選択肢は自己の常識だけの中で考えると実は相当に限られています。また最適解は通常の市場経済で行われる様な自分の狭い視野でみた欲求のまま活動していたのでは解決しないのです。

努力していないとは思いません。苦労していないとは思いません。
でも苦労しているからあとはJRがなんとかしろという話でもありません。

より苦労しより努力しないといけない事も残念ながらあるのです。
自己の常識を突き破ることをしないといけないこともあります。
判りませんが学校や街が車両を寄附するとか、通学定期券ではなく乗車券で乗って協力するとか、乗車指導を高校生自身ボランティアで朝交代交代に行うとか、荷物を減らす努力するとか。
実現できるか出来ないかはわかりませんが日本人が得意とされている世界の言葉にもなっている「改善/カイゼン」に終わりはないはずです。崖っぷちの時に甘い話はありません。

苦労や努力を放棄したとき、それ以上の努力や苦労が待ち受けているのが厳しい現実です。

投稿: じぇいあーる | 2007年5月13日 (日) 10時22分

じぇいあーる様、いつもありがとうございます。

路線の廃止した後はひどい状況になりますからね。廃止路線沿線の廃れ方はすごいです。地方鉄道のありがたみは廃止にならないとわからないですからね。

廃線後を見に行っている人がたくさんいればわかるんでしょうが、私をはじめ、鉄ちゃんくらいしか行かないですからねぇ。

三人寄れば文殊の知恵、留萌本線沿線もぜひ未来への話し合いをしてもらいたいものです。

じぇいあーる様、またのお越しをお待ちしております。

投稿: 管理人 | 2007年5月13日 (日) 22時02分

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