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2007年2月 4日 (日)

団塊の世代の退職金

こんばんは。

今年に入ってから、土曜日の出勤が多いです。本来は休みなのに、上司の都合で出勤させられたりしています。

しかも私の仕事が終わったのをみると、自分の仕事を押し付けてきました。うーん、普段は温厚な私もさすがにカチンときましたね。

さてさて、つまらない話はこれくらいにして、先日、知り合いと久しぶりに会って話をしてきました。

まあ、元気そうで何よりでした。コーヒーとお菓子が出てきたし、お土産に本もいただきましたし。――というか、本をいつももらって帰っているので、今回は私が言い出す前に用意してくれたのですが。

あちらの職場環境もいろいろあるようで、これからどうなるのかが心配です。

某所の集まりに行って、お偉いさんが必ず話すのは、

「いざなぎ景気をこえる景気回復というが、実感が伴わない」

というものなんですよね。特に中小企業は。

しかし、最近になって大企業に関していえば、

「昨年から今年にかけて、少し改善が見られる」

という発言も聞かれるようになりました。やはり大企業と中小企業ではまだ差があるようです。

中でも、某大企業の社長さんは、

「景気がいいのは輸出産業だ。国内のみの会社はまだよくない」

とおっしゃっていました。事実、某メーカーA(売り上げの海外比率80%弱)は、為替レートの影響を別としても伸びていますが、同業他社B(売り上げの海外比率約50%)は、国内市場ではほぼ変わらないものの、海外での比率が低いため、業績に開きが出ています。

メーカーAは、売上げが前年比20%弱の伸びであるのに対し、メーカーBは、10%程度の伸びです。

どうしても国内の個人消費がもっと伸びてくれないと、国内向け市場および中小企業へと利益の還元は少ないようです。

しかも企業は売上げの増分をベアではなくボーナスで反映させる傾向に。もちろん団塊の世代の退職に伴う退職金に反映されるので、当然の反応なんですけどね。労組側はベアで、経営者側はボーナスで、となかなか難しいようです。

一方、国内企業はこの団塊の世代の大量退職を大きなターゲットとしてみているようです。なぜなら退職金の総額は、ン兆円になるそうだからです。

しかし、そのほとんどは金融商品(貯金など)へ流れるようです。それはそうですよね。今の時代、社会保障や高齢者負担が増えて不安な世の中なんですから、老後に備えるという行動は当然でしょう。

サードエイジの趣味やライフスタイルへの投資額は増えるでしょうが、この大きな資金の流れに比べれば微々たるものです。

政府は、こういう時だからこそ、高齢者の不安を取り除くような政策をもっと早くしておくべきだったのです。

不安のない老後であれば、高齢者もお金を動かすでしょう。それが動かないから企業の売上げも伸びず、税金は集まらないから増税、生活の悪化……と、悪循環になるわけです。

先延ばしの政策のツケですね。はてさて、私が高齢者になる頃はどんな世の中になっていることやら。

今日はこれでおしまい。お疲れ様でした。

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