今日の話の総まとめ
それでは今日の三つの話をまとめましょう。
多様性の話、考え方の話、役割の話。
これらの話には私が言いたい事が遠まわしに書いてあります。もちろん言いたい事は一つじゃありませんよ。いくつもあります。その答えは人それぞれだから私は何も言いません。
今日の話の最後だからもう一つだけ話しましょう。もちろん、この話にも他の三つの話と同じように私の言いたい事が遠まわしに書いてありますよ。
世の中にはいろいろなタイプの人間がいます。外交的な人もいれば内向的な人もいる。外交的な人と内向的な人のどちらが優れているかなんて比較できますか?
そして全ての人を外交的、あるいは内向的な人にすることが出来ますか?
ある一人の人のものさしだけで判断が出来ますか?
物事の判断は難しいです。特に情報が不足している状態で判断するとほとんどがミスリードをします。そう、裏が見えないからですね。どこかで似たような話をした事がありますが、目に見えるものの全てが真実ではない。真実は表よりも裏にあるんです。表の話はあくまで裏の真実を隠しているだけ。
まわりくどいことが嫌いな人なら「はっきり言えば?」と思うかもしれません。小説や物語でははっきりと書かないと読者に伝わりません。訳の分からない話で終わりです。
でも世の中の全てが小説と同じじゃない。はっきりと見えないものが存在しているのが現実だからです。一つのものさしや考え方で全てを判断してはいけない。もちろん視覚情報は重要である事には違いありませんけどね。
水が何リットルあるかって判断するのにストップウォッチでは計測できませんよね? 計測機器が異なれば目的を達成するのが難しくなる。つまりそういうことです。
情報の不足は判断を困難にする。一方で素晴らしい効果を発する。それは「可能性」です。
例えば情報の不足でミスリードをしたとする。でもそれは情報発信者が想定しなかった事象を生むって事なんです。限られた情報の中から多様な結論が生まれる。世の中に決まった答えが少ないのはこういうことなんです。その結論が良いか悪いかは別にしても、その良い悪いの判断も一つのものさしでの見方に過ぎないかもしれない。
その可能性こそが世の中の全てを作っているのかなぁって思ったり。もちろんこの判断も可能性の一つに過ぎませんけどね。
今日の話を読んでいただいた人達はどんな可能性を生み出したのでしょうか?
その中に私の言いたかった事を同じように考えた人はいたのかなぁ。
といった所で今日のお話はこれまで。長文、失礼致しました。
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