灯油の値段がまた上がるらしい
今日のニュースで灯油の値段が一リットル当たり四円(だったと思います)上がるそうです。ポリタンク一つ(十八リットル)で七十二円も上がります。これも天然資源の乏しい日本ゆえの問題なのでしょうか。
よくエネルギー問題が議論されますが、その中で原子力や水素、メタンハイドレート、天然ガスなどが代替エネルギーとして取り上げられます。しかしこれらのすべて、基本は化石燃料なのです。
原子力はウランなどを原料にしていますが、使用済み燃料の保管と輸送に莫大な石油が使われているのです。
水素そのものは石油とは無縁な気がしますよね? 実は家庭用水素は天然ガスから取り出しているらしいのです。
メタンハイドレートや天然ガスは化石燃料です。
よってそのほとんどが石油が元になっているのです。ですから本来、代替エネルギーとして議論されるべきは太陽光、地熱、風力などの自然エネルギーであるべきなのです。特に私は太陽光発電を推奨します。確かに設置や太陽電池の製作に石油エネルギーを使いますが、それは最初のうちだけであって、使った石油エネルギーを超えるエネルギーをクリーンに生み出します。
設置場所だって道路の上など空間がたくさんあるんです。日本に財政的・技術的な余裕が無くなってからでは遅いのです。だって日本には資源が無いんですから。資源といえば技術力くらいですが、最近は研究所の閉鎖や理系離れが進んで安泰とはいえません。アジアを中心とした開発途上国の発展はめざましいものがありますし。
輸出できるのはアニメぐらいですし……。
石油の値段からかなり話が飛躍しましたが、ニュースを見ていて以上のようなことを考えてしまいました。また機会があったらこういう真面目な話をしましょう。
そうですね、今度はハイブリッドカーについて述べましょう。いつになるかは分かりませんけどね。
今日はこれにて終了っ! ありがとうこざいましたー。
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